こんにちは。会社員でヘリコプターパイロットを目指す「T」です。
皆さん操縦士資格について調べていくうちに航空無線通信士/航空特殊無線技士といった単語を目にしたことはないでしょうか。今回はこの2つの資格についてご紹介したいと思います。
- 業務可能範囲の違い
- 試験科目の違い
- おわりに
業務可能範囲の違い
航空無線通信士/航空特殊無線技士の大きな違いは業務の範囲です。
航空無線通信士を取得すると航空運送事業で使用する無線設備の操作を行う際に必要になります。つまり、定期運送事業に携わりたいと考えている方はこの資格が必要となります。
反対に、航空特殊無線技士を取得すると航空運送事業以外で無線設備を使用する際に必要となります。この資格は自家用航空機を操縦する場合に必要であり、航空機を操縦したいと考えている方は最低でも航空特殊無線技士を取得する必要があります。また、航空無線通信士は航空特殊無線技士の範囲でも適用されるため、プロパイロットを目指す方は航空無線通信士を目指した方が無難だと言えます。
試験科目の違い
続いて試験科目にも違いがあります。
航空無線通信士の試験科目は4科目あります。
- 英語
- 工学
- 法規
- 電気通信術
反対に航空特殊無線技士では
- 工学
- 法規
- 電気通信術
以上の3科目となります。ご覧のように英語があるかないかが大きな違いになります。
しかし、両方科目の免除制度があります。これは一度合格した科目は3年間、次回試験時に免除となる制度があります。なので1回の試験で合格しなければならないという訳ではありません。
おわりに
いかがだったでしょうか。私はプロのパイロットを目指しているため、航空無線通信士を取得する必要があります。皆さんはやりたいことと資格を比較して自分に合った資格取得を目指して一緒に頑張りましょう‼
それでは、「GOOD DAY‼」